「コスト削減のためにオフショア開発を検討している」
「アウトソーシング先の国々ついて特徴を知りたい」
人件費の安い外国に案件を委託して、システムやアプリを制作するのがオフショア開発。国によって人気のある案件や強みが異なるため、特徴からアウトソーシング先を選ぶことが重要です。ONETECHはベトナムオフショア 開発をしておりますが、最近の国別動向を簡単にまとめたいと思います。
この記事ではオフショア開発できる5つの国々における特徴や動向を解説します。
オフショア開発できる5つの国
従来に比べてオフショア開発を請け負う企業は増えていて、さまざまな国でシステムを制作できます。一般的に国内のIT企業は以下にある5つの国でオフショア開発する傾向です。
- ベトナム
- 中国
- インド
- ミャンマー
- カンボジア
それぞれの国における特徴を詳しく紹介します。
ベトナム
親日国であるベトナムは日本語を学習する人が多くいます。高い経済成長が続くベトナムにはITエンジニアが多く、日本からのオフショア開発に対応しています。スマホアプリの開発など小中規模案件をアウトソーシングしたい企業から人気が高いです。
中国に比べてエンジニアの人件費が安く、真面目な性格をもつ人が多くいるのが特徴。Webシステムやスマホアプリの開発などの単発案件を発注できる開発会社が多く存在します。現在日本からのオフショア最大の発注する国となっているようです。
中国
オフショア開発の発注国として一番人気なのが中国です。IT人材白書2012によると、2008年から2010年までオフショア開発発注先相手国として80%以上の実績があります。日本に在留している中国人も他国と比べると多いので日本語能力が高い傾向にあります。
中国では基幹系システムや情報システムなどのソフト開発を多く受注する傾向。スマホアプリなどの小規模案件の開発割合は少なく、単発案件をアウトソーシングするのにあまり向いていません。
また、世界第2位のGDPを誇る中国ではエンジニアの人件費が高騰し、オフショア開発でコストを削減するのが難しくなっています。規模の大きい案件をアウトソーシングするのに中国はオススメです。
インド
高い技術力をもつITエンジニアが日本の4倍以上と潤沢で、多く活躍している国がインドです。インドでは組み込み系の開発案件が多く、技術を必要とする仕事がアウトソーシングされる傾向があります。
また、インドは英語圏であるため、エンジニアとコミュニケーションしやすいのがメリットです。英語版のアプリを別の言語に翻訳するローカライズ案件の受注実績も多くあります。
ミャンマー
中国やベトナムといったオフショア開発の人気国に比べて、人件費が安い国がミャンマーです。2018年の平均人月単位は26.5万円であり、アウトソーシングによるコスト削減に期待できます。
ミャンマーの人々は他国に比べて日本語を習得しやすく、コミュニケーションのハードルが低いのが特徴。与えられた仕事を真面目にこなす人が多くいるため、日本人とうまが合う傾向です。
ただ、ミャンマーのインフラはあまり整備されてなく、オフショア開発を実施する難易度は高いこと。そのため大規模案件よりはアプリやサービスの開発案件を発注するのに向いています。
カンボジア
ミャンマーと同じように人件費が安く、人月単価をベトナムの2/3に抑えてオフショア開発できる国がカンボジアです。ICT教育を実施する学校が30校以上あり、IT技術を身につける人が数多くいます。
カンボジアと日本の時差は2時間程度であり、メールやチャットツールによる連絡をしやすいのが特徴。政府が友好な関係を築いていることから、日本人への信頼性が高い実情もあります。
ただ、通信インフラが十分に整っていなく、開発中にトラブルが発生しやすいのがデメリット。オフショア開発するときは頻繁にコミュニケーションして、相手と細かく情報を共有することが重要です。
まとめ
今ではさまざまな国でオフショア開発することができ、国によって得意な案件や性質は異なります。しかし国ごとに特徴はありますが、やはり会社の方針によって全くアウトプットが違うようですので、視察やお試し発注などでアウトソーシング先の現状を十分理解してから、案件の発注を判断しましょう。
ベトナムオフショア開発のONETECH
ONETECHはベトナムオフショア開発でVR/AR/MRソフトウェアの開発、AI、Iotの開発に力を入れています。
ONETECH ベトナムオフショア開発
ONETECHは2013年よりベトナムホーチミンでベトナムオフショア開発会社としてスタートしました。毎年多くのお客様から発注をいただき2021年現在、上場企業からスタートアップまで70社以上のお客様とお取引をしております。
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